疲労回復に!ハマグリの知られざる栄養と効果とは?

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これからの季節ハマグリが美味しくなりますね。冬は成長が止まるので身は大きくなりませんが、栄養分が蓄えられているので旨みとコクが増して美味しくなるのです。

貝類の一種であるハマグリには、多くの栄養成分が含まれています。そしてハマグリに含まれている栄養成分には、さまざまな健康や美容効果が期待されているのです。

今回は、今が旬の「ハマグリ」について紹介したいと思います。

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ハマグリの栄養

では、ハマグリの栄養とその効果はどんなものがあるか見ていきたいと思います。

タウリン

ハマグリは食品の中では牡蠣に次いで多くのタウリンが含まれています。タウリンは含硫(がんりゅう)アミノ酸に分類されている栄養成分であり、ハマグリには100g中1、080mgと非常に多く含まれているのが特徴です。

タウリンは、肝機能を強化することで知られている栄養素です。また、眼精疲労を回復させる働きがあるので、パソコンなどで目を酷使する現代人には積極的に取り入れたい成分です。

また、スタミナドリンクの主成分の一つで、疲労の原因となる乳酸が身体に溜まるのを抑え、疲労回復に効果を発揮します。 コレステロールや中性脂肪を減らして血液の粘度を下げ、動脈硬化の予防、不整脈の改善や高血圧の抑制、脳の活性化が期待される成分です。

グリシン

はまぐりに含まれる成分にグリシンがあります。グリシンは筋肉を強化する働きや、肌の潤いやハリを保つ高い美容効果があります。

体の組織を支えているコラーゲンの30%はグリシンを成分としてできているのです。また脊髄や脳幹に多く含まれている成分で、中枢神経の機能になくてはならない物質です。

アスパラギン酸

はまぐりには、アスパラギン酸という成分が含まれています。

アスパラギン酸は、体の中の不要物を体外に排出し、疲労回復や不眠症の改善に効果があります。またマグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルを全身に運ぶ働きがあります。

ドリンク剤などにも使用されており、スタミナが増す効果があります。の活性化が期待される成分です。

亜鉛

亜鉛は、ニキビや肌荒れを防ぐ美肌効果があります。またコレステロール値を下げる効果があるので、動脈硬化を防いでくれます。肝機能を回復させる働きがあり、アルコールの分解にも使われる成分なので、飲酒をする人は積極的に摂りたい栄養素でもあります。

亜鉛はビタミンCといっしょに摂ることで吸収率が高まります。

カルシウム

ハマグリにはカルシウムが牛乳よりも多く含まれ、さらにマグネシウムも牛乳の約8倍も含んでいます。ハマグリを食することによってカルシウムとマグネシウムをバランスよく充分にとることができます。

カルシウムは、健康な歯や骨を作ったり、筋肉を収縮して心臓を活動させるといった働きを担っている栄養素です。カルシウムが不足すると、骨折や骨粗しょう症を引き起こす可能性が高くなります。また、肩こりや腰痛が起こりやすくなったり、イライラしたりと言った症状が出ることもあります。

グルタミン酸

グルタミン酸は、うまみ成分として知られている栄養素です。グルタミン酸は脳の神経細胞の栄養素となる成分です。脳を活性化しストレスなどへの抵抗力を高め、気分の落ち込みや疲労を軽減する働きがあります。また、体内にアンモニアが入るのを防ぎ、体の外に排泄する効果があります。

ビタミンB12

ビタミンB12は、悪性貧血を防いだり、神経細胞内の核質やタンパク質を合成、修復する役割を担っている栄養素です。一般的に、不足することはほとんどありませんが、多くが動物性の食材の中に含まれているので、菜食主義者にとっては不足しやすい栄養素となっています。

ハマグリが美肌の素に

ハマグリには、女性によい栄養素が多く含まれています。

まずは、美白に導くビタミンB12、皮膚の再生を促すビタミンB2、エイジングケア効果の高い亜鉛。さらに、鉄分も豊富に含まれているので、貧血や生理不順などにも効果が期待できます。

そして、高たんぱくで低カロリーなのも特徴のひとつで、特に旬を迎える早春には栄養価がパワーアップします。

二日酔いはハマグリのアラニンに注目

二日酔いの原因とは、大量飲酒でアセトアルデヒドという血液中のアルコールが肝臓のアルコール脱水素酵素(ADH)によって分解された中間代謝物質が、酸化されずに肝臓に残ってしまうことなんです。

肝臓の中でアセトアルデヒドの分解を行うのは肝グリコーゲン(肝臓に蓄えられたグリコーゲン)という物質です。

したがって、肝グリコーゲンの生成と分泌を促すことが重要となるんです。その役割を担うのがアラニンなんです。

はまぐりが二日酔い改善効果があるというのは、ここにも理由があったわけです。

相性の良い食材

血液をつくるはまぐり(鉄、ビタミンB12)と、鉄の吸収力を高めるトマト(ビタミンC)を組み合わせれば、貧血予防に役立ちます。

蛤のワイン蒸 with フレッシュトマト

レシピはこちら

この話知ってました?

縁起物として

ハマグリは二枚の殻がぴたりと重なることから「夫婦和合」の意味で縁起が良いとされています。結婚式にハマグリのお吸物が出るのはこの為で、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められています。

また、3月3日のひなまつりに食べると「良縁」を招くとされ、吸い物などに欠かせない物とされています。

「ぐれる」という言葉は「ハマグリ」から

「ハマグリ」の逆さ読みとして「ぐりはま」という言葉が生まれ、食い違って合わないことを意味し、さらにこれが「ぐれ」と略され、動詞化したものが「ぐれる」という言葉になったらしいです。

ハマグリの殻を「貝合わせ」などの玩具、碁石やボタン、また漢方薬に使われるなど、ハマグリは古くから日本人の生活に溶け込んでいたのです。

いかがでしたでしょうか?

普段あまり食べることがないかもしれませんが、食べるときは十分に加熱してから食べるようにして、ハマグリのうまみを存分に堪能してください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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